昔、ミダスという王様がいて、サテュロスのために良いことをしました。そして彼は、ワインの神ディオニソスから願いを一つ叶えてくれると言われました。
そこでミダスは、自分が触ったものが金になるようにと願いました。ディオニュソスは本当にその願いで良いのかと念を押しましたが、ミダスは「これが私の欲しい物なのです」と訴え、ディオニソスはその願を叶えました。
ミダスは新しい力を手に入れたことに興奮し、いろいろなものに触れては純金に変えていきました。
しかしその後、ミダスはお腹が空いてきました。食べ物を手に取ってみると、食べられないことに気がつきました。
そう、手の中で金になってしまったのです。
食べ物を口にできない飢えたミダスは、「このままでは飢えてしまう」と嘆きました。
その様子を見ていたミダスの最愛の娘が、彼を慰めるために腕を回したところ、彼女もまた金に変わってしまいました。
“金色の感触は恵みではない “とミダスは叫びました。

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